は~。。なんで結婚式ってこんなにお金がかかるんだろう。
サービスの金額が高すぎて金銭感覚がおかしくなりそう。
その気持ち分かります^^;
結婚式の料金は本当に高いですよね。
でも、実はサービスはそのままで良心的な価格の結婚式場の見つけ方のコツってあるんですよ^^
え!?そんなコツがあるんですか?
ぜひ教えてください!
そうですね。
ブライダル業界に勤めていたら、結婚式の費用が高くなる理由が分かるんです。
一般の方には意外と知られていないから、同じようなサービス内容でも金額が100万円近くずれることってよくあるんですよ。
今回は結婚式の費用が高くなる理由から逆算して、サービスはそのままで良心的なコスパの良い結婚式場の探し方のコツをお伝えしましょう。
- ゼクシィ雑誌は後ろから見る!
- 気になった式場を見つけたらみんなのウェディングの口コミをチェックする!
結婚式の料金が高くなる理由
1、ゼクシィなどの広告掲載の費用が高額
2、ゲストハウスや専門式場だと土日の挙式&披露宴だけで経営を成り立たせないといけない
3、良い立地だと土地代が高い
平日の挙式&披露宴を増やそうとしても、会社勤めの新郎新婦はなかなか平日にはできないでしょう。
土地代(地代家賃)は良い立地だと交渉も難しいので下げることはできないでしょう。
となると、ある程度下げることができるのが『広告掲載費用』です。
ゼクシィの雑誌への掲載料
表四4C1P(裏表紙の全面に写真付きのカラー掲載する時の料金):210万円
表三4C1P(裏表紙をめくった内側の全面に写真付きのカラー掲載する時の料金):130万円
表二4C見開き(表紙をめくった両面2ページの全面に写真付きのカラー掲載する時の料金):290万円
4C1P関東版(雑誌内で1ページの全面に写真付きのカラー掲載する時の料金):120万円
4C1P関西版(雑誌内で1ページの全面に写真付きのカラー掲載する時の料金):90万円
4C1P東海版(雑誌内で1ページの全面に写真付きのカラー掲載する時の料金):85万円
参考:「ゼクシィ」広告料金データ(http://magazine-ad.com/information/a0004.html)
ゼクシィの雑誌は毎月23日発売です。
仮に12ヶ月毎月掲載する場合は上記の金額かける12となり、全国展開している場合は、さらに関東版、関西版、東海版、その他のエリアで掲載料がかかります。
中小クラスの結婚式場だとなかなか重たい料金です。
だから、大手の結婚式場で有名なところばかりが目に付くようになるんですね。
でも、その結婚式場が負担している広告費用は、最終的に誰が払うと思いますか?
あ、結婚式を挙げる私たちですか!!
その通りです。
広告費は最終的に皆さんが支払うことになります。
もちろん、それらは『広告費』として請求しませんよ。
料理代、飲食代、ドレス代、挙式料、花代などにちょっとずつ上乗せされて結果的に高くなってしまうんです。
金額が上がってもサービスの質が上がるわけではありません。
ただ、広告費用分だけが料金に上乗せされているだけです。
だから、サービスはそのままで良心的な価格のコスパが良い結婚式場を見つけたいなら、ゼクシィの雑誌を購入した後は、裏表紙を飛ばして、後ろの方の枠の小さい結婚式場から見ていけば、広告料金があまりかかっていないため、結婚式の料金に上乗せされる可能性が低くなります。
ただ、後ろの方で枠の小さい結婚式場だと、写真が小さくて枚数も少なくなります。
アピールできるフェアも少なく、文章も減りますから魅力が伝わりにくくなりますよね。
でも、こんなこと言ってはなんですが、ゼクシィに掲載されている結婚式場の写真は、
1、実現不可能なぐらいにお花やライト、ドレスの装飾を行って
2、プロのカメラマンがベストアングルで最高の一枚を撮影した後に、
3、画像編集して加工されています。
だから、結局は、実際の結婚式場と大きくかけ離れた写真になっているので、あまり当てになりません。
みんなのウェディングで『口コミ』と『読者の投稿写真』『フェア』をチェック!
そこで、おすすめは、『みんなのウェディング』を見て『口コミ』と『読者の投稿写真』『フェア』をチェックすることです。
読者が投稿してくれる写真こそ、加工されていないリアルな現場の写真です。
だから、ゼクシィは入り口としてちょっと利用するぐらいで、後はみんなのウェディングで確認する方がおすすめです。
結婚式を挙げる2人のためを想ってサービスを行っている紳士的な式場なら、確実に良い口コミがたくさんあります。
逆に、新規のお客さんの獲得にばかり集中して、契約した新郎新婦に対して雑に接したり、契約時に言っていたことと違う内容だと悪い口コミがドンドン増えていきます。
実際にそういう式場は存在します。
結婚式場の口コミサイトのチェック方法は、『評価の低い順から見ること』です。
そして、感情的な文面ではなく、冷静に論理的になにが原因でマイナス評価をつけたのかを確認しましょう。
見積書の写真のたくさん掲載されていますので、1つずつチェックしてみてください。
結婚式場によって、見積もりの出し方が違っていることも分かります。
スカスカの中身のない見積もりを出す式場もあれば、最初から新郎新婦さんの話をしっかりヒアリングして、最終見積もりに近いキッチリした料金を提示する式場もあります。
結婚式場の口コミサイトは、他にもウェディングパークもありますが、写真、口コミ、見積書などの数ではみんなのウェディングが圧倒的に多く参考になりますから、絶対にチェックしてください。
ブライダルフェアは結婚式場のサイトから直接申し込むのが一番安くなる!
なるほど!
みんなのウェディングで口コミや写真、フェアを確認した後は、みんなのウェディングのフォームや掲載してる電話番号から結婚式場のブライダルフェアに申し込めばいいんですね♪
いいえ。違います。
あれ!?なにが違うんですか??
みんなのウェディングを見て、気に入った結婚式場があれば、面倒でしょうが、結婚式場のウェブサイトを検索しなおして、直接、その結婚式場のフォームや電話番号からブライダルフェアに申し込んでください。
これが一番、結婚式の費用が安くなる方法です。
え!?なんでですか!!
結婚式の料金に上乗せされる『広告費』というのは、ゼクシィなどの雑誌に掲載する料金だけじゃないんです。
ゼクシィのサイトやハナユメ、みんなのウェディングなどからブライダルフェアに申し込むと、結婚式場はそれらの会社に『仲介手数料』を支払わないといけないんです。
その仲介手数料の分がまた、皆さんの結婚式の費用に上乗せされてしまうんです。
その額は10~100万円近くにもなります。
だから、面倒でしょうが、結婚式場を探して直接申し込めば、仲介手数料を支払う負担がない分、割引額が大きくなります。
なるほど~!
ハナユメやゼクシィなどから申し込んだほうがお得かと思ってましたが、そうじゃないんですね!
まとめ:ゼクシィ雑誌を後ろから見て、みんなのウェディングでチェックして、直接、結婚式場へ申し込め!
結婚式の開催数は2000年前後をピークに減少傾向が続いています。
でも、結婚式の料金は上昇傾向です。
結婚式場も生き残りをかけてあの手この手を打ってきています。
今は、オープニングムービーやプロフィールムービー、エンドロールなどの映像サービスが一般的になりましたが、これも単価を上げる工夫の1つです。
さらに、プロジェクトマッピングやスターライトなども増えてきていますが、これも結婚式場の努力です。
ただ、やっぱり新規のお客さんを増やさないと結婚式場も倒産してしまいます。
だから、広告に力を入れるのも仕方のないことだし、むしろ積極的にアピールしていくのが正しい企業努力です。
でも、広告にばかり力を入れて、契約したお客さんへの対応が疎かになっては言語道断です。
本当にコスパの良い紳士的な結婚式場は、口コミがしっかり広がって式を挙げた夫婦が次のカップルを連れてきてくれるという好循環を生み出しています。
そんな結婚式場に出会えることを心から祈っています。